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競争社会とうつ病。

競争というのは、脳を興奮させ生のエネルギーを増幅させる反面、それが過度なものになると反対に生を消耗させるものです。実際企業のトップの人には、仮面ウツにかかっている人も少なくありません。
仮面ウツとは、傍からはわからないけど、中身はウツ病という病態です。
本人にもウツ病の自覚はないのですが、偏頭痛や腹痛など体に原因不明の異状が表れるのです。精神症状が前面に出ていれば、うつ病の診断が容易にできるのですが、仮面うつ病は身体症状が前面に出るので、「体の調子が悪い」ということで、内科などの精神科以外で受診をしてしまうと判断が難しくなり、原因不明のままで治療を続けてしまうことになります。
このような人はビジネス社会の勝者なわけですから、学習性無力感はないのではないかと思われるかもしれません。しかし、そうした成功者にもある種の避けがたい無力感があるのだと思います。
ビジネスの競争というのは際限がありませんから、たとえある競争に勝っても次は負けるかもしれない、だから安堵する暇もなく次に挑み続ける。
そして勝ち負けが最終的に決まることのないその競争は果てしなく続いていくのです。
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うつ病の精神。

うつ病になった多くの方がマイナス思考になり、ネガティブな感情を抱いてしまいます。
もともとの性格がネガティブ傾向という場合もありますが、うつ病によってマイナス思考が加速したり 悲観的な言動が目立つようになるのも事実です。恐怖などのネガティヴな情動に関わる脳部位は「扇桃体」であるが、うつ病では、扇桃体の体積増加や、ネガティヴな情動を喚起する刺激に対する扇桃体の反応充進が報告されています。
うつ病の人の転職については上手くいく確率は低いのですが、これは個々人のうつ病状況によって変わってきます。うつ病が治って転職したとしても、その職場でまたうつが再発してしまう可能性もあるのです。
うつ病のネガティブ思考とそれによる自責の念が再発を引き起こしてしまうのかもしれません。ストレスをためないようにするのがいいのですが、なかなか仕事でそれは難しいのでしょう。

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